【QC検定練習問題】【2級】”品質マネジメントの原則”
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【 問題1 】
品質マネジメントの原則に関する次の文書において、【 】内に入る適切なものを下欄の選択肢から一つ選びなさい。ただし、各選択肢は複数回用いることはない。
1、品質マネジメントの原則である「【 ① 】」の説明。
顧客の要求と期待に応え、顧客満足を高める事を重視する。ここで言う顧客とは商品やサービスの購入者だけでなく、企業が提供する商品やサービスに関係する全ての人の事を指す。
2、品質マネジメントの原則である「リーダーシップ」の説明。
組織のリーダーが、組織の品質に関する方向性を【 ⑤ 】として定め、外部と内部に示す。又、品質マネジメントシステムの構築、実行、継続的改善などの一連のプロセスに対し全ての責任を負い、率先して取り組む必要がある。
3、品質マネジメントの原則である「人々の積極的参加」の説明。
品質マネジメントシステムによる効果を最大限発揮する為には、組織に属する全ての構成員が全員参加の意識を持ち関わる必要がある。全ての構成員が品質方針を理解し、自分は何が出来るか考える事、又、組織は職務分掌や【 ⑥ 】を明確にし、各職務や各部門の役割りを明確にする必要がある。
4、品質マネジメントの原則である「【 ② 】」の説明。
商品やサービスが作られる過程にある全ての作業(プロセス)の一つずつに焦点を当て改善を進めていく。プロセス自体が本当に必要なのか?効率よく作業が出来ているか(ムリ・ムラ・ムダが無いか)?前工程や次工程との繋がりや連携がスムーズか?などの問題や課題に対しPDCAを回し改善を行う。プロセス自体も勿論、プロセスの集合体全体を最適化する視点を持つことも重要である。
5、品質マネジメントの原則である「改善」の説明。
品質マネジメントシステムの【 ⑦ 】に合致しているかどうかを「適合性」、有効に機能しているかどうかを「有効性」で判断するが、この適合性や有効性に問題があった場合は勿論、問題が無かった場合も更に良い状態を目指しPDCAを回して改善する。
6、品質マネジメントの原則である「【 ③ 】」の説明。
経験や勘、特定の人物の意見などに基づく判断ではなく、客観的に見て確かな証拠となるデータを基に意思決定を行っていく。ポイントとしては”目標を立てる場合はデータを基に具体的なものにする事”、”データを取る目的やどんな用途に使いたいかを考えた上でデータ収集を行う事”、”改善結果の確認はデータを基に行い評価する事”である。
7、品質マネジメントの原則である「【 ④ 】」の説明。
商品やサービスを作り出す際に関係する全ての人や組織は、その【 ⑧ 】の強さや立場に関係なく対等でなければならない。お互いがWin-Winの関係を築いたうえで顧客満足度を高めていく事が求められている。
【 ①~④の選択肢 】
- ア. プロセスアプローチ
- イ. 顧客重視
- ウ. 関係性管理
- エ. 主観的事実に基づく意思決定
- オ. 実行性管理
- カ. 客観的事実に基づく意思決定
- キ. 後工程はお客様
- ク. プロセス最優先
【 ⑤~⑧の選択肢 】
- ア. 部門別方針
- イ. 財政状況
- ウ. 要求事項
- エ. 職責分掌
- オ. 安全衛生
- カ. 業務分掌
- キ. 利害関係
- ク. 品質方針
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