【QC検定練習問題】【1級】”信頼性モデル(直列系、並列系、冗長系、バスタブ曲線など)”
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【 問題1 】
次の式はワイブル分布の累積分布関数である。式にあるmは形状パラメータ、ηは尺度パラメータ、γは位置パラメータと呼ばれる。【 】内に入る適切なものを下欄の選択肢から一つ選びなさい。ただし、各選択肢は複数回用いることはない。
< ワイブル分布の累積分布関数 >

・形状パラメータであるmはワイブル分布の形を決定するが、【 ① 】の時は摩耗故障モードを示し、時間の経過とともに故障率は増加していく形を取る。【 ② 】の時は初期故障モードを示し、時間の経過とともに故障率は減少していく形を取る。【 ③ 】の時は偶発故障モードを示し、時間が経過しても故障率は一定の形を取る。
・位置パラメータであるγはワイブル分布のt(時間)方向において、分布の開始位置を示す。その為、γを大きくすれば、分布は【 ④ 】に移動する事になる。分布の開始位置がγ以降である事から、これはγ以前に故障が発生する可能性が【 ⑤ 】事を示す。
・尺度パラメータであるηはワイブル分布の形をt(時間)方向に縮尺する役割がある。分布の総面積は【 ⑥ 】為、横方向に分布をη倍した場合、縦方向の分布は【 ⑦ 】倍になる。
【 ①~③の選択肢 】
- ア. m<0
- イ. 0<m<1
- ウ. m>1
- エ. m>-1
- オ. m=1
【 ④~⑥の選択肢 】
- ア. 右方向
- イ. 等倍される
- ウ. 変化する
- エ. 左方向
- オ. 皆無である
- カ. 微小である
- キ. 変化しない
- ク. 最大である
- ケ. 縦方向
- コ. 不明である
【 ⑦の選択肢 】
- ア. 3η
- イ. 1/η
- ウ. η
- エ. mη
- オ. e^-η
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