【QC検定練習問題】【3級】”見える化、潜在トラブルの顕在化”
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【 問題1 】
次の文書において、【 】内に入る適切なものを下欄の選択肢から一つ選びなさい。ただし、各選択肢は複数回用いることはない。
1、”品質を工程で作り込む”は全ての業種において有効な考え方である。【 ① 】などの意図する品質特性を製品が備えているかどうかを、出来上がった製品の【 ② 】や仕事の成果だけに着目するのではなく、製造の過程や仕事そのものを適切に管理し、意図する結果となるように誘導していく必要がある。その方法として、まずは結果を生み出すプロセス全体を把握する所から取り組む必要がある。
2、プロセス全体を把握する方法として、各従業員の能力や技術を一覧にした【 ③ 】の作成、プロセス全体の構成と関係性を表す【 ④ 】の作成、製品が製造される過程と管理すべき品質特性を一覧として表す【 ⑤ 】の作成などがある。そして、プロセス全体を把握した後、プロセスの省略化やスキルに応じた人員配置、作業者が持つノウハウの標準化などを進める事でプロセス全体のスリム化や効率化が図れる。
3、プロセスマップなどでプロセス全体を【 ⑥ 】し、ムダを省く事は業務を円滑に進める上で重要な作業ではあるが、品質を維持・向上させる為には異常や問題を事前に察知し対策する能力、異常や問題が発覚した後すぐに対処できる能力、常に問題や課題を把握し改善を進められる能力が各工程に求められる。その為には状態を監視できるシステムの導入、異常を知らせるランプの設置、工程が持つ問題や課題を図やグラフを用い常にモニターで表示するなど、従業員が容易に【 ⑦ 】管理できる工夫や改善を行う必要がある。こういった管理の事を【 ⑧ 】とも言う。
【 ①、②の選択肢 】
- ア. 当たり前品質
- イ. 狙いの品質
- ウ. 魅力的品質
- エ. 出来栄えの品質
【 ③~⑤の選択肢 】
- ア. プロセスマップ
- イ. 管理図
- ウ. サイトマップ
- エ. QC工程図
- オ. スキルマップ
【 ⑥~⑧の選択肢 】
- ア. 透明化
- イ. 可視化
- ウ. 目で見て
- エ. 見える化
- オ. 一元
- カ. 感覚的に
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