
ここではQC検定の試験日当日の持ち物や注意点を纏めています。しっかり準備をして試験に臨みましょう!
受験の際の持ち物

受験票
- QC検定の受験申込をした際、QC検定センターから送られてくる受験票。
- 受験票を忘れた場合、受験できません。
- 受験票に受験者本人の写真の貼り付けが無い場合、受験できません。
- 試験当日の体温の記入が無い場合、受験できません。
※QC検定第31回から体温の記入欄が増えました。検温結果が平熱より1°C以上高い場合、または37.5°C以上の発熱があった場合は、受験できません。
<受験者本人の写真について>
- カラー、白黒どちらでも可能。
※カラーコピーや普通紙に印刷されたものは使用不可。
- 肩から上の顔写真であること。
- 試験日以前から6か月以内に撮影されたものであること。
- 本人単独で、正面から鮮明に撮影されたものであること。
- サングラス、マスク、帽子など顔を隠すものを着用していないこと。
- 大きさが、たて30ミリ×よこ24ミリ 程度であること (証明用写真を推奨)。
- 写真裏面に氏名、受検番号が記入されていること。
(これは受験票を提出後、写真が剥がれた場合の対策と思われますので忘れず記入しておきましょう。)
- 確実に本人確認ができる鮮明な印刷であること。
※デジタルカメラの場合、画素数は300万画素以上、撮影時の背景、照明等、撮影環境に配慮すること。
- 併願受検の場合、各級それぞれの受検票に写真の貼付が必要である。
- 受検票に貼付した写真は、認定カードの写真として使用される。
<受験票に間違いがあった場合>
- 受検票の再発行は行わない。受検票を赤字で修正し、当日受検会場に持参する。試験後でもいいので監督員にその旨を伝え内容を確認してもらうこと。
<受験票を紛失した場合>
- 試験1週間前までに連絡をすれば、受検票が再発行される。受検の申込方法によって、連絡先が異なる。
- 団体で申し込みの場合…団体の申込代表者に連絡すること。申込代表者からQC検定センターへ連絡する事で受付可能。
- 個人で申し込みの場合は下記の2通り
- WEB申込: お申し込み受付時の【申込受付完了メール】( qc-web@jsa.or.jp )への返信で、【受検票紛失再発行依頼】というタイトルのメールで連絡すること。
- コンビニ申込: メール( kentei@jsa.or.jp )、FAX(03-4231-8690)または電話(03-4231-8595)のいずれかの方法で、QC検定センターへ連絡すること。
※携帯電話、スマートフォンのメールアドレスは受付できない為、パソコンのメールアドレスを使う必要がある。
- 団体で申し込みの場合…団体の申込代表者に連絡すること。申込代表者からQC検定センターへ連絡する事で受付可能。
電卓
- 電卓は√(ルート)付の一般電卓であること。
※関数計算ができる電卓の使用は不可。
※QC検定1級~3級のみ必要となる。QC検定4級は電卓の使用不可。
- 電卓を忘れた場合でも受験可能。
※しかし、QC検定1級~3級は必ず計算問題が出るので忘れずに持って行くこと。稀だが壊れる事もある為、予備の電卓があれば安心。その他、QC検定4級は電卓の持ち込み不可ですが簡単な計算問題は出るようです。
- 電卓機能を携帯電話・スマートフォン・PHS・ポケットコンピュータなど、通信機能のある機器類は使用不可。
【 使用できない電卓の機能について(QC検定センターHPより) 】
一般的に、通常の電卓の機能(四則計算や百分率、ルートの計算ができるもの)に加えて、三角関数や指数関数、対数関数等の数学関数の計算機能、あるいは任意の数式、数値を入力・記憶できるような高い、多くの機能を持った電卓のことです。
< おすすめ電卓 >

私がおすすめする電卓は下記の三つです。電卓はどれも似たり寄ったりなので、√(ルート)付きだったらなんでもいいと思うのですが、私はCASIOの電卓が好きですね。
おすすめの電卓①
- メーカー:CASIO(カシオ)
- 大きさ(奥行×幅×高さ)mm:162.5×118×6.2
- 桁数:8桁
- 価格:600円~900円
- 備考:試験だけでしか使わないならこれで十分。税率の計算も出来るので一家に一台あれば重宝します。もっと安いものでいい!と言う人は100円均一や300円均一でルート付きの電卓が売っていましたよ。
リンク
おすすめの電卓②
- メーカー:CASIO(カシオ)
- 大きさ(奥行×幅×高さ)mm:179×107×26
- 桁数:12桁
- 価格:2000円~2500円
- 備考:試験以外にも家や仕事などで桁数が多い計算を行う人向け。
リンク
おすすめの電卓③
- メーカー:CASIO(カシオ)
- 大きさ(奥行×幅×高さ)mm:191 × 137 × 56
- 桁数:12桁
- 価格:8000円~9000円
- 備考:商業学校や税理士さんでの使用が多いプロ用の電卓。高価だけど勉強や仕事で長く使う場合はこちらがおすすめ。試験だけだとここまでの物は必要ないとは思いますが、私は昔のタイプ(AZ-22S)を1997年に購入してからずっと使っており、25年たった今でも文字も奇麗で快適に使用出来ています。
リンク
筆記用具
- 黒の鉛筆・シャープペンシル(HB、又はBに限る)
※万年筆、ボールペン、サインペンは使用不可。
- 消しゴム
- 筆記用具を忘れた場合の貸し出しは行っていない。
時計
- 時計(腕時計、置時計どちらでも可能)
- 時計機能を携帯電話・スマートフォン・PHS・ポケットコンピュータなど、通信機能のある機器類は使用不可。
- 時計は会場によっては壁掛け時計があるが、無い会場もある。
その他の持ち物 ※必須ではありません。
- ひざ掛け
※時期によっては会場が寒い場合があるため。
(私が受験した際、隣の女性が凄く寒そうにしており、監督員に窓を閉めて貰っていました。)
受験の際の注意点

- 受験の際、机の上における物は受験票、電卓、筆記用具、時計のみ。
※花粉症、鼻炎などでハンカチやティッシュが必要な場合は、できるだけ試験時間前に監督員に伝えること。
(その他、飲み物については机に置いている受験者もいましたが、注意される場合もある為、なるべくしまっておきましょう。)
- 音が鳴る、又は振動する機器は電源を切っておく事。
※試験中に何等かのアラーム音や振動音を発する事が無いよう、携帯電話などの機器については電源を切っておくこと。
- 参考書の持ち込みは不可となっている。
※QC検定センターHPでは、参考書の持ち込み自体が不可となっている。
(私が受験した時はこの事を知らず、参考書を持ち込み試験開始直前まで参考書で勉強していました。又、その他の受験者も参考書を持っていました。参考書持ち込みの際は自己責任でお願いしますが、特に罰則は無いと思われます。)
- マスクの使用は可能。
※受検票の写真と受検者の顔を確認する際に、一時的にマスクを外すよう指示する場合がある。
- 耳栓の使用は不可
※監督員の指示が聞こえないことがある為、耳栓の使用はできない。
- マークシートの塗りつぶしは枠内全体を確実に塗りつぶすこと。
※塗りつぶしが薄い、はみ出しているなど、正しく塗りつぶしが出来ていない場合、採点が出来ない為。
- 体調不良などでの欠席の他、自然災害などの不可抗力でも返金や次回試験への繰り越しはされない。
※QC検定センターが何らかの事情により試験を実施出来ないと判断した場合に限り、一部又はすべての会場において試験を中止にする場合がある。この場合、受検料は受検者の請求により全額返金となる。ただし、試験中止に伴う受検者の不便、費用、その他の個人的損害については一切責任を負わない。その他、欠席する場合はQC検定センターへの連絡や手続きの必要はない。
- 公共交通機関の遅れが原因の場合、試験開始から30分間までは遅刻しても受験できる。
※公共交通機関の遅れが原因で遅刻する場合は、必ず「遅延証明書」を受け取り、監督員に提出すること。遅れの程度や規模によっては試験開始時間を繰り下げる場合もある。遅延証明書は試験後も確認が必要になる場合がある為、試験結果通知書が届くまで保管しておくこと。
- 試験会場には駐車場を用意していない為、(なるべく)交通機関を使うこと。
※駐車場の使用許可や有無などの試験会場への問い合わせは固く禁じられている。路上や近隣の商業施設等に無断駐車を行っていた際の警察や商業施設から要請には試験中であっても車の移動に応じる必要がある。
- 団体申込の場合は申込代表者に受検者の試験結果一覧表が送付される。
※試験結果一覧表には、合格、不合格、受検せず、のいずれかが記載されている。個人申込はWEBで確認のみ。
QC検定記事まとめ
- QC検定(品質管理検定)の概要はこちらへ。
- QC検定(品質管理検定)の受験の際の持ち物や注意点へ。
- QC検定(品質管理検定)の練習問題は「手法編」、「実践編」へ。
(全ての練習問題はマトリックス表に纏められリンクされています) - QC検定(品質管理検定)のおすすめ参考書と過去問題集はこちらへ。
- QC検定(品質管理検定)の過去試験会場はこちらへ。
- QC検定(品質管理検定)の過去問からの回答の傾向はこちらへ。