【QC検定練習問題】【2級】”実験計画法の考え方”
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【 問題1 】
実験計画法に関する次の文章から、【 】内に入る適切なものを下欄の選択肢から一つ選びなさい。ただし、各選択肢は複数回用いることはない。
実験計画法とは、実験を行う際にお金や時間を効率的に使うと共に、信頼できる結果を得る為の手順である。この実験計画法に関して、ロナルド・フィッシャーは下記の「フィッシャーの三原則」を提案している。
1,反復の原則
複数の条件下でデータを観測する際、データに含まれる誤差を評価する為に各条件下で2回以上観測する必要がある。これは、採取したデータの【 ① 】が水準の違いが影響しているのかどうか判断が付かない為である。観測値を多くとる事は、その条件下で【 ② 】を得る事が目的である。
2,無作為の原則
実験を行う場所、サンプル採取の順番や各条件の評価の順番などに偏りがあれば、観測値に影響を与える意図しない要因が発生し、観測値にそれら要因が影響した【 ③ 】が混ざる恐れがある。その為、観測値を得る際の実験順序は可能な限り無作為に行うと良い。
3,【 ④ 】の原則
観測値に影響を与える意図しない要因を出来るだけ排除する為、実験を行う場所や時間を統一にする必要がある。これら実験を行う場所を【 ⑤ 】と言う。又、場所や時間だけでなく、実験を行う作業者も統一すると良い。
【 ①の選択肢 】
- ア. 誤差
- イ. 公差
- ウ. 視差
- エ. 偏差
【 ②の選択肢 】
- ア. 偽に近い値
- イ. 真に近い値
- ウ. 真値
- エ. 偽値
【 ③~⑤の選択肢 】
- ア. インダストリー
- イ. 統一管理
- ウ. ブロック
- エ. 観測誤差
- オ. 局所管理
- カ. ストラクチャー
- キ. 因子
- ク. 系統誤差
- ケ. 偶然誤差
- コ. 水準
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